注文住宅を建てる事を夢として持っている人は多いですが、それらの人で、その夢をいつ実現するべきなのかを迷っている人も多いでしょう。すぐに建ててローンの支払いを始める方が良いのか、ある程度頭金を貯めてから注文住宅建築に入る方が良いのかは難しいところです。早くローンの支払いを始めれば、それだけ早く完済の日を迎えることができますが、月々の支払いは大きな額になってしまいます。頭金を多めに用意できるまで待てば借入額が少なくなるので、返済期間を短くしなければ毎月の負担は軽くなります。
どちらもメリットとデメリットがあるだけに頭の痛いところです。考えるコツとしては、支払い総額の差と家族構成の両面から考えることが大切になります。頭金を貯めてから注文住宅の建築に着手する方法だと、それまでの期間を賃貸マンションで暮らす場合は家賃が必要になります。もちろん借入額が小さくなるので支払うべき金利分は小さくなりますが、それを考慮したとしても総額は家賃が含まれる分大きくなることが多いです。
月々の負担が軽くなるメリットを考え合わせて、どちらが向いているのかを判断しなければいけません。家族構成を考慮する理由は、引越しをすることによって子供の学校が変わってしまう場合があるからです。中学校を卒業してからや小学校に上がる前なら、子供たちの負担は大きなものにはならないでしょう。学校が変わるような引越しをする場合は、子供たちの年齢も注文住宅の購入時期の決定に影響を与える重要な要素になることを頭に入れておきましょう。