注文住宅のお金の流れ

注文住宅を建てる時にもっとも気になるのがお金のことという人も多いようです。高額になることも多い注文住宅では、支払うタイミングも気になります。これから建てることを計画している場合には、大まかなお金の流れを理解し、その時々でどのような手続きや処理が必要なのかを知っておく必要があります。お金の流れを知らないと、支払う回数やスケジュール、住宅ローンの利用方法等も分からずに、その都度戸惑うことになりますので、事前に学ぶことが大切です。

土地も用意する注文住宅では、土地の売買契約を結ぶ時に手付金を支払います。引渡しの時に残金を支払い、その後に購入した土地に見合った建物のプランを考えます。建物の工事請負契約を結ぶ時に再び手付金を支払い、着工時に工事の着工金、上棟で中間金を支払い、引き渡しの時に残金を清算する流れです。土地や建物の契約を結ぶ段階で住宅ローンの本審査が行われ、建物の引渡しが行われるタイミングで融資が開始されます。

このように代金は一度に支払うのではなくて、その工程ごとに支払うようになっており、ローンもタイミング良く申し込まなければなりません。土地の購入費は、既に土地を所有している場合は不要です。本体工事費用が代金の大半を占めますが、それ以外にも付帯工事費用がかかり、諸費用も発生します。諸費用は住宅ローンの手数料や建物工事以外でかかる費用であり、目安は工事費全体の1割程度で100~150万円です。

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