注文住宅は一般的な分譲住宅や建売住宅とは異なりオーナーの希望やライフスタイル、好みに合わせた設計や建築が行われます。そのため住宅価値が高く、高いリセール価値が期待できると思われることがありますが、住宅がリセールで失敗することもあるのです。まず、オーナーの好みやライフスタイルに合わせた設計や建築がされているため、他の人がその住宅を気に入るかどうかはわかりません。つまり自分たちの好みが特殊である場合、それを共有する人が少なくリセールできる相手が限られるということがあります。
注文の住宅は、そのオーナーのライフスタイルに合わせた設計がされているため、その住宅に住む人が同じライフスタイルを持っているとは限りません。いうならば自分たちの好みやライフスタイルに合わせた住宅を建てたとしても、将来的にはその住宅に住む人が変わり、その住宅が求められなくなる可能性があるということです。さらに、注文住宅は一般的な分譲住宅や建売住宅と比較して設計や建築に高い費用がかかるため、その価格が高くなりがちです。それゆえに注文住宅のリセール価格が高いとは限らないということもあります。
以上のように、注文住宅がリセールで失敗する可能性があることを念頭に置いて建てる住宅を選ぶことが重要です。注文住宅を建てる場合は、自分たちの好みやライフスタイルに合わせるだけでなく、将来的にも求められる住宅を建てるようにすることが大切です。